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沖縄本島 那覇

思っているより都会。全国有数の人口密度を誇る沖縄県那覇市の経済事情

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沖縄県と言うとどういうイメージがありますか?
国内の旅行先の人気投票はサイトによって異なりますが、沖縄県も上位によくランクインしています。
そんな旅行に行きたい場所「沖縄」の中心である那覇市について今回は紹介します。

沖縄について詳しく知ってみよう!

沖縄県と言うと、テレビでは国内にあるハワイのように取り扱われているのを目にしますね。
インターネット内の印象でも、やはりテレビ同様に旅行先や海に関連した印象が多いです。

沖縄県の面積は、地図で見た通り狭く、香川県や大阪府、東京都の次に小さい県となります。
また、小さく見えますが意外なことに、南西諸島の中では最大の島です。
地図上でも離れているため、思ったより小さく見えているのでしょう。

那覇市は、沖縄本島の南部の中核市で県庁所在地です。
語源は、漁場を表す「なふぁ」から来ており、「ナーファ・ナファ」と方言で言うところから来ています。

そんな那覇市は、沖縄県の政治や文化、経済の中心であり、人口も最大の都市です。
全都道府県庁所在地の中では一番小さく、首都圏と近畿圏を省けば全国で最も高い人口密度の都市といえます。
また、那覇空港があり国内線・国際線があるので国内だけでなく海外からの観光客も多く訪れます。
気候に関しては、平均気温は約23度、年間降水量2,000mm以上と日本の中でも高温多湿な亜熱帯地域です。

沖縄県那覇市の予算と人口について

沖縄県の都市である「那覇市」は経済の中心です。
那覇市の予算については、市税や負担金、繰入金などを指す自主財源の比率が29年に4.1ポイントも上がりました。
市税を増加した一方、国県支出金や地方交付金税、市債が減少したことが比率が上がった原因です。
住宅や公園などの整備予算は減っていますが、幼稚園や小中学校の耐震化や人材育成施設の整備、保育所や障害福祉サービスの特化により、民生費が増加しています。
公園も必要ですが、障害福祉サービスや子どもの為の投資は、家族のいる人からするととても嬉しい部分ですね。

次に経済(予算)に関わってくる人口についてです。
那覇市の人口は、平成13年1月時点で約30万人でしたが、毎年約1,000〜2,000人増加しています。
平成29年12月末のデータでは、約32万人を超えました。
沖縄の次に面積の小さい東京の県庁所在地がある新宿の人口は、約34万人です。
驚きの事実ですが、こう見ると那覇市の人口は47都道府県の中でも多いと実感できるのではないでしょうか?

今後の那覇市はどうなっていく?

那覇市の今後についてですが、将来ビジョンと言うものが那覇市の報告書にあります。
那覇市の人口が増加傾向であり、2015年から2020年に総人口のピークを迎えますが、徐々に減少すると書かれています。
確かに、中間である現在も那覇市の人口は増え続けています。
社人研による推計グラフによると、那覇市は1975年から安定期に入り、2000年に再度人口が増え続け、2020年から徐々に下がっていくとあり
少子化問題は沖縄でも同様で、1980年はピラミッド型だったのが2000年に釣り鐘型になり、今後は壺型になると社人研は予想しています。

那覇市の目標は「なはが好き!みんなで創ろう子どもの笑顔が輝くまち」です。
しかし、それでも高齢化はすぐに止めれないため、以下のような目標をビジョンとして取り入れています。

また那覇市では長期目標である「将来にわたって人口30万人を維持し、みんなの笑顔が輝く「なは」」に向けて、基本目標を3つ挙げています。

子ども・子育て世代の定着促進

子どもの減少を抑えるのは、少子高齢化や壺型の阻止で一番重要な部分です。
その為、那覇では子育て世代に希望が持てる都市への発展を目指しています。

希望と活力あふれる雇用の維持と創出

沖縄県内の失業率と非正規の割合は全国と比べると高いです。
そのため、雇用の場の確保と雇用のミスマッチを減らすことも目標にしています。
ITキャリア沖縄など、フリーランスが住みやすい島にしているのを考えると目標に向かって頑張っていますね。

健康で次世代を支えるシニアの増加

最初の目標を達成しても、高齢化を支えることが出来るのみで高齢の人口を下げることは出来ません。
その為、生きがいを持った元気なシニア層を増やし、シニア層が活躍できる都市にする必要があります。

那覇は上記の目標を達成すれば、さらなる発展につながると期待をしています。
2020年からの減少は止めることが出来るのか?シニア層と子育て世代の両立は上手くいくのか?
今後の那覇市の経済や動きに注目ですね。







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