フリーランスで働く人は、ほとんどが自宅に作業部屋があることが多いでしょう。
しかし、フリーランスだからこそ、同じ環境の人と情報を共有し、よりよい物を作っていくのはいかがでしょうか?
今回はコワーキングスペースやシェアオフィスについて紹介します。
目次
コワーキングスペースとシェアハウスの違い
コワーキングスペースとシェアオフィスの違いは、実のところほぼありません。
しかし利用するならしっかりと違いを知り、よりよい環境にしたいですね。
2つに共有しているのは、下記の部分です。
- 1つの空間を他の人と共有する
- 月額プランや1日単位のプランなど多彩なプランがあり、出張などで使う人もいる
- 初期費用などを考えると、オフィスを作るより圧倒的にコストを削減できる
- 打ち合わせやプリンタ・スキャナなどの複合機は共有している
- 場所によっては課金する必要のあるオプションがある
コワーキングスペースやシェアオフィスを利用する人の多くは、独立した個人事業主の方です。
自分1人の為にオフィスを作るより、共通した仕事をしている人とシェアした方がコスト削減になるでしょう。
また、似ている仕事だからこそ、競争意識や仲間意識を持つことが出来るのも魅力と言えます。
では、コワーキングスペースとシェアオフィスの違いはどこにあるのでしょうか?
シェアオフィスはオフィスと言う名の通り、オフィス機能に特化しています。
広さがなくてもいいから費用を抑えたい人が集まる傾向があり、個々が集中できるように独立したブースになっていることが多いです。
一方でコワーキングスペースは、サンフランシスコで生まれたワーク方法です。
さまざまな人が同じ場所に集まり、同じ時間を共有することでお互いに刺激を得ることが出来るというのがポイントで、2015年5月に「カフーツ」が日本に広めたといわれています。
コワーキングスペースとシェアオフィスは似ているために、曖昧な部分もあります。
なので、違いを見つけにくい場合もあると思いますが、本来は違うものです。
シェアオフィスは個々のブースを作るなど「クローズ」しており、コワーキングスペースはイベントなども開催しているので「オープン」であると覚えておきましょう。
コワーキングスペースやシェアオフィス、どっちを利用すればいい?
コワーキングスペースとシェアオフィスどちらを借りようか悩んでいる方は、まず自分の仕事と自分の性格を考え直してみましょう。
仕事の内容によっては見せたくない部分もありますよね。
また、性格上、人見知りで周りが気になる人にはコワーキングスペースは集中できない可能性があります。
その為、個々で分かれているシェアオフィスをお勧めします。
誰かと競い合いたい、話をしたいと思う人は、コワーキングスペースをお勧めします。
コワーキングスペースによっては、ランチイベントなどコミュニケーションを取るイベントがあるかもしれません。
近くのコワーキングスペースを借りる際は、イベントなどコミュニケーションについても公式サイトなどで見ておきましょう。
コワーキングスペースもシェアオフィスも、自分の作業のために借りるスペースです。
自分に合うものを選ばないと、効率が悪くなってしまうので、自分に合うものを探しましょう。
空間を借りるのに気を付けるべきこととは?
コワーキングスペースもシェアオフィスも、どちらも共有する空間を借りると言う事です。
共有する人がどんな人なのかは、その物件によって異なります。
いきなり長期間プランにするのは控えておきましょう。
コワーキングスペースもシェアオフィスも、多くのプランを準備している場所があります。
まずは、お試し期間として短期間借りてみましょう。
共有する人以外にも、設備なども実際使ってみないと分からないことが沢山あります。
1日では分からないことがあると思うので、1週間〜1ヶ月で試してみましょう。
今はどちらも違いが分からないほど快適な物件が多くあります。
しかし、雰囲気だけで選ぶと後悔してしまうかもしれないので、しっかりチェックしておきましょう。
空間を共有することで、コスト削減とコミュニケーションで自分の知恵を増やすことができますよ。