フリーランスで働く人にとって、効率の良さは1番重視したい部分ですよね。
しかし、フリーランスの人は自宅で作業する方も多いので、つい怠けてしまうことも…。
今回は、効率重視!フリーランスの味方「コワーキングスペース」の選び方について紹介します。
目次
フリーランスの味方!コワーキングスペースとは?
フリーランスとは、元は中世ヨーロッパで国に属していない兵隊のことを指します。
現代では、どこの職場にも属さないプログラマーやライター、デザイナーなどを指す言葉になります。
そんなどこの職場にも属さない職業の人のメリットは、職場がないので自由な場所で仕事ができることです。
しかし、兵隊と同じで「孤独の兵士」であるため、自分のことは全て自分でしなければなりません。
ライターの場合は、パソコンとネット環境、パソコンスキルがあれば最低限のことはできますよね。
しかし、動画撮影や写真などを仕事にしているフリーランスの場合はどうでしょうか?
フリーランスのメリットは自由なことですが、できれな更なる上を目指したいですよね。
そんな方にお勧めするのが「コワーキングスペース」です。
コワーキングスペースとは、簡単に言うと共有オフィスのことを言います。
シェアオフィス・レンタルオフィスなど、今はさまざまな種類がありますが、コワーキングスペースは少し特殊な物が多いです。
例えば、カフェのような空間だったり、イベントを多く開催していたり、写真など撮影スタジオがあるでしょう。
共有オフィスというと大規模に思えるかもしれません。
しかし、1日のビジタープランから1ヶ月・1年プランなど幅広いプランも用意されているので、近所にある人は一度利用してみてはいかがでしょうか?
コワーキングスペースは、情報の宝庫?
フリーランスの方は、基本「孤独の兵隊」状態ですよね。
しかし、フリーランスが結集すると「弱点をカバーしてくれる強い味方のいる兵士」に進化できます。
業種によって異なりますが、会社員より自営業の方が同じ環境なので話しがしやすいですよね。
そのため、お喋りのついでに得意ジャンルの情報など、フリーランス特有の情報交換もしやすくなります。
また、コワーキングスペースでは、セミナーやイベントも開催されている場所が多くあります。
自分のジャンルとは少し違うイベントでも、参加してみると意外な情報を知れたり、そのイベントに参加していた人と協力できるチャンスを得ることもできます。
自室や自分専用のオフィスで作業をしている人以上に情報共有できるので、行動すればするほど情報が集まる宝庫のようですね。
フリーランスだからこその悩み。コワーキングスペースなら低コストで十分に働ける!
フリーランスにはさまざまな職種が含まれているため、準備にかかる金額はピンキリと言えます。
しかし、多少の出費があるのは同じで上を目指す場合は、それなりの機材とスペースが必要になります。
事務所を構える場合は、平均月額10万円だと計算するべきでしょう。
しかし、コワーキングスペースなら場所によりますが、平均月額10,000〜20,000円で機材有りのスペースを借りることができます。
また、オフィスと同じ環境で働くため、小休憩のつもりが休日になったという大失敗に繋がる心配もありません。
同じ空間で同じような作業を行う為、集中力の向上、競争意識による効率向上も期待できます。
低コストで、実力発揮した状態で働けるのは最大の魅力になりそうですね。
コワーキングスペースを選ぶときの注意点
コワーキングスペースを選ぶときに注意してほしいのは以下の5つです。
住所登録ができるかどうか
フリーランスの人の中には、自宅の住所を名刺等に載せたくない人もいます。
コワーキングスペースによって異なりますが、配達受け取りなど別途で住所登録が可能なところがあります。
配達や名刺などが必要な方は、別途料金のみで可能なのかを確認しておきましょう。
将来的に法人化する予定がある場合、法人化に適応しているか
名刺や配達受け取りが可能でも、法人化するのは不可能と言う場所もあります。
また、可能だったとしてもコワーキングの審査を受ける必要がある場合もあるので、法人化を目指している場合は確認しておきましょう。
会議室など個室を借りることができるか
イベントなどを開催することの多いコワーキングスペースでは、会議室の貸し出しなども多く取り扱われています。
また、セミナーなど教室として使える個室も準備されている場所もあるので、借りれる条件と金額、予約方法なども確認しておきましょう。
使いやすい?営業日と営業時間を確認
自分のスケジュールとコワーキングスペースの営業時間が合わなければ、どんなにいい場所でも利用しにくいですよね。
最低限は自分の自宅で行うにしても、家庭がある場合は家庭音などが気になると思います。
コワーキングスペースによって営業日や営業時間もさまざまなので、自分の予定にあうか見ておきましょう。
公式ホームページと口コミで実際の環境を確認
プランや営業日も重要ですが、コワーキングスペースの魅力は同業者との情報共有など話せる機会が増えることです。
折角自分に合う場所を見つけても、中にいる人が全く異なる場合は話せる相手がいなくて、点々と場所を変えることになるかもしれません。
そうなると登録や設定など手間が発生しますよね。
公式HPでどんなイベントを主に行っているのか、どういう業種に特化した機材を置いているのか、HPでは見せていない部分がないか口コミや見学に行ってチェックをしておきましょう。
環境について事前に調べておくと、後悔しなくて済むので面倒かもしれませんがお勧めします。
コワーキングスペースは、フリーランスの強い味方として多く存在しています。
シェアオフィスやレンタルオフィスと同じと言われていますが、個性的なものが多いのがコワーキングスペースです。
低コストで共有できるメリットは、フリーランスにとっては重要な魅力なので、是非活用してみてくださいね。